【プロ戦績1勝1敗1分】元格闘家のJT社員が熊本で得た"信頼"
written by ダシマス編集部
今回お話を伺ったのは日本たばこ産業(以下、JT)九州支社 熊本第一支店で働く杉本さん。
杉本さんは入社前、なんとプロの格闘家として活躍されていたそうです…!
JTに中途入社されて今年で6年目となる杉本さんは、JTでどんな戦いを繰り広げてきたのか、お話しを伺いました!
杉本敏彦(すぎもと としひこ)さん
2015年JTに中途入社し、現在は九州支社熊本第一支店に在籍。24歳の時プロに昇格し総合格闘技団体「修斗」で活躍し、プロ戦績は3戦1勝1敗1分け。得意技は横三角絞め。 ※写真は修斗時代の宣材写真
杉本さんがプロの格闘家からJTの社員になるまで
ーーー現在の仕事内容を簡単にお伺いできますでしょうか?
杉本さん(以下、杉本):2015年に中途入社し、今年で6年目。業務内容としては熊本県熊本市内において、スーパー等の量販店への弊社商品の営業及びプロモーションなどを行っています。
ーーー前職は何をされていましたか。
杉本:大学卒業後は地元から近い福岡のメーカー企業で働いていましたが、転職してJTのグループ会社のJT飲料でジュース等々の営業を行っていました。その後、JTが飲料事業を撤退することになったので、それに伴いたばこ部門へ異動しました。グループ内ではありますが、会社が変わったので、中途入社という形になります。
ーーー以前は格闘技をされていたそうですね!
杉本:はい、大学までは柔道をしていたのですが、社会人になって一応修斗という団体で格闘技していました。23歳でアマチュアから始めて、24歳の時にプロ昇格したっていう感じですね。プロの戦績は3戦して1勝1敗1引き分けでした。
ーーー今のお仕事で格闘技して良かったと思う瞬間はありますか?
杉本:そうですね。格闘技というよりは、そもそも私が大学まで柔道をやっていたので、武道を通して考え方や負けず嫌いな所が活きているなと感じます。
JT入社後6年間の‟苦労”と‟喜び”
ーーー転籍されて、最初の配属先が今の熊本支店でしょうか?
杉本:いえ、最初の配属は北九州支店で3年勤めました。その後、九州支社熊本支店のリレーション推進部に異動し、1年程度在籍していました。リレーション推進部では、喫煙環境の整備や自社商品であるプルームシリーズのプロモーションを主に行っていました。なので、熊本支店在籍はトータルで3年目になりますね。
ーーーこの6年間で苦労した事や、これは大変だったなと思うエピソードがあれば教えてください!
杉本:そうですね、6年間働いていて一番きつかったなと思うのはリレーション推進部ですね。リリース作成やメディア廻り・各地でのプロモーションなどを行い、熊本県全体のエリアを担っていました。色々な市町村でプロモーションの提案・実行を行っていたのですが、私が仕事をパンパンに詰め込みすぎてしまい…どこまでお話したのか分からなくなる事が多々ありましたね(笑)
ーーーたばこ製品の紹介という所も難しい一面がありましたか?
杉本:そうですね。効果だけではなく、規制の部分も考えながらイベントやプロモーションを企画・選定しないといけないため、その点が難しかったですね。その分、かなり勉強になったなと思います。
ーーー今まで働いていて嬉しかったことを教えてください!
杉本:今年2月にJTと熊本県飲食業組合でタッグを組み、飲食店と同様にコロナで大変な思いをされている医療従事者にお弁当750食を提供しました。医療事業者の人も喜んでくれて、熊本県飲食店組合の人からも「ありがとう」という声を頂き、それはすごい嬉しかったですね。ちょっと格好つけた言い方をすると、‟貢献してるな”と思いました。
ーーー今お話し頂いた事を含めて、今後やりたいこと等があれば教えてください。
杉本:私が今一番やり取りをしている団体が「熊本県飲食店組合」なのですが、今コロナ禍で飲食店がすごく厳しいんです。何とか弊社としてもお手伝いできることないかなと思い、昨年試験的に山鹿市で喫煙できる「居酒屋喫煙OK店」のマップを作り1,200枚程度配りました。マップにはクーポンも付けていたので、そのクーポンを持って対象飲食店へ行くと割引で食事が楽しめるという仕組みです。これがかなりの反響をいただきました。大体クーポンの使用率は1%未満ですが、10%程度の使用率となり、組合の方にもすごく喜ばれたので嬉しかったですね。なので、同じようなことを熊本市内でもやりたいなと思ってます!
分煙社会の推進を目指す杉本さんの想い
ーーー社内にはどういった人が多いなと感じますか?
杉本:いろんなバックボーンを持った人がいるなと思いましたね。バレーボールや野球経験者、元俳優など、面白い経歴を持った中途入社の方が多いなという印象です。他の人の前職の話や前歴などを聞くととても面白いですね。
ーーー今仕事をされてる中で、大事にされている価値観、言葉があれば教えてください。
杉本:弊社のメッセージで、‟分煙社会の推進”っていう言葉がありますが、私の考え方としては、たばこがこれだけ抑制されて厳しい状況にある中で、お客様が何不自由ないよう、たばこを吸われない方も抑圧されないような世界を作りたいなと思っています。
ーーー杉本さんにとって働くとは何でしょうか?
杉本:そうですね。パッと思いついたのは“欲求を満たすもの”ですかね。仕事することによって食欲であったり、物欲であったり、仕事でいうと承認欲求などが得られるのかなと思います。
ーーー最後に、修斗の戦績は3戦1勝1敗1分けと伺いしましたが、働かれてきて、今までの戦績はいかがでしょうか?
杉本:実績があまり伴っていないので、正直負け越しているなと感じます。でも、やっぱり勝つことで承認欲求が満たされるので、勝てるためにもさらに色々動いたり考えたりして、結果を出していきたいと思います!