西日本最大級の総合大学、福岡大学で理想の働き方を叶え、キャリアアップを目指す

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written by 伊藤愛結

コロナ禍で“自分にとって大切なもの”が見えてきた今、皆さんは働き方をどうデザインしますか? 誰のために、何のために働くのが自分にとってベストか。「メリハリをつけて働き、自分の時間も大切にしたい」「仕事を通して成長したい」「社会に貢献できる仕事がしたい」…そんな理想をかなえる働き方の一つとして、大学職員という選択肢があります。今回は、福岡大学の人事担当者に話を伺いました。

 

教育・研究・医療の一大アカデミック拠点 福岡大学

 

 

学生総数約2万人、卒業生は約27万人にもおよぶマンモス校、福岡大学(福岡市城南区)。1934年創設の福岡高等商業学校に始まり、九州経済専門学校、福岡経済専門学校を経て1949年に福岡商科大学に昇格、1956年に福岡大学と改称しました。現在では、9つの学部と10の大学院研究科を擁する西日本で最大規模の総合大学であり、3つの大学病院、2つの附属高等学校、1つの附属中学校を有する、教育・研究・医療の一大アカデミック拠点となっています。

 

 2014年には創立80周年を迎えて、向こう10年の進むべき方向性を示す【福岡大学ビジョン2014-2023】を策定。人々の価値観や情報化の進展など大学を取り巻く環境が急激に変動する中、

① 時代の要請や社会のニーズに対応した教育・研究・医療の提供

② 先進的で高度な研究活動の遂行

③ アジア諸国との関係を中心にして行うグローバル人材育成

④ 福岡を中心とする地域の活性化と発展の促進

この4つを重点項目とし、地域との絆を大切にしながら、時代や社会の要請に応じて教育・研究・医療の拠点として、広く社会に貢献しています。

地域に根差し、世界を見据えて前進し続ける福岡大学において、今回募集する“事務職員”は教職員と両輪となってビジョンを推進していく重要な存在。福岡大学の新しいスローガン“Rise with Us”には「共にステップアップする」という力強いメッセージが込められているのだそう。

 「今後は卒業生、在学生、教職員、さらにキャンパスと地域社会が一体となって連動・拍動する、自由闊達で開かれた大学づくりに力を入れていきたい。」と、職員の採用にも力を入れています。採用担当者に話を聞きました。

 

福岡大学人事部人事課 採用担当者インタビュー

 

ワークライフバランスを重視して、 働きやすい環境を整えています

 

 

福岡大学は毎年、一般事務の嘱託職員を募集しています。事務嘱託職員の雇用期限は5年を上限としていますが、離職率は低く、一度辞めた方が「やっぱりここで働きたい」と戻ってくることもあります。また、辞める方も結婚や家族の転勤など「働き続けたいけど、物理的に難しくて」という理由がほとんど。多くの方に「長く勤めたい」と言っていただけるのは、働きやすさの証だと自負しています。

 

 嘱託職員は、30、40代を中心に20代〜60代の幅広い年齢の方が活躍しています。私は入職20年になりますが、中には私より長く勤めていらっしゃる方も。だから、私が教えていただく事もありますし、専任職員・嘱託職員といった立場に関係なく、みんな仲が良いですね。明るい雰囲気で、働きやすい環境だと私も実感しています。

 

 また、子育て中の女性も多く、嘱託職員として採用されてから5年の契約期間中にご結婚され、出産休暇、育児休業をとられて復帰し、子育て真っ最中という方もたくさんいらっしゃいます。

 

 福岡大学では、育児、介護など、多様な状況に合わせて働きやすい環境を整えるよう、有給・社会保険の完備はもちろん、業務の効率化など働き方改革を推進しているところです。ワークライフバランスを大切に、仕事とプライベートの両方を充実させながら働くことができる環境を目指しています。

 

採用は、協調性と積極性重視

 

学生や教員の対応をする学部事務室など教務に関する業務、総務・人事・会計などの法人運営業務、大学の研究推進に関する業務、学生の厚生補導、生活相談等学生生活に関する業務、入試の運営を行う入試業務など、法人全体では60以上、大学では約40におよぶ部署があり多彩な業務があります。

 

 配属先によって業務内容は異なりますが、今回求める人材は職務経験をお持ちの方。年齢は問いません(65才定年)。本学は所帯が大きく、いろんな人とコミュニケーションを取りながら進める仕事が多いため、採用する際に最も重視するのは協調性と積極性です。

 

 一般的に事務職というとデスクワークで黙々と仕事する、というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、いろんな立場・年齢の人と積極的にコミュニケーションが取れる方が向いていると思います。学生・教員・職員・地域の方など、一般企業ではなかなか出会えないような様々な方が大学にはいらっしゃいますから、面白い環境だと思います。

 

 実際に嘱託職員として今、活躍している方の前職もさまざま。事務経験がある方は即戦力として活躍できますし、営業や接客をされていた方でしたらコミュニケーション能力が活かせます。即戦力と言っても、いきなり難しい仕事をしていただくことはありません。同じ部署内の仲間がいつでもフォローできるよう隣にいますし、ソフトの操作や学内の制度など分からないことがあればすぐに聞ける環境です。できることからお任せしますので、少しずつ慣れていってください。

 

アカデミックな空間で多様な人と接し仕事を通して、成長できる環境です

 

私自身、福大出身で「学生さんの将来に寄り添い、少しでもいい影響を与えることができたら!」と思って入職しました。以前の配属先で就職の相談に乗っていた時には、卒業式のあと「●●さんに言われたからこそ、この道に進むことができました。」と言われたり、卒業生から手紙をもらったりして嬉しかったですね。現在の人事課では、学生さんと接することはほとんどありませんが、福岡大学を支える教職員の採用等に携わり、法人運営の場で日々緊張感とやりがいを感じながら充実した毎日を過ごしています。

 

 嘱託職員の方も、部署ごとに専門的なスキルを磨くことができるのはもちろん、人を育成する大学という職場ならではのプラスアルファのやりがいは大きいと思います。特に本学は総合大学で、病院や附属中学・高校もあるので、留学生を含めて約2万人の学生さん、約4千人の教職員、学生の保護者の方、地域の方、行政や高校、企業など、いろんな立場、考え方の人と触れ合うことができます。知見を深め、刺激を受けることも多く、コミュニケーション力を磨きながら成長できる環境です。

 

地域貢献にも力を入れているので、市と連携したり、講演者を呼んで学外の方に向けて講演会を企画したり、それぞれの業務で“福岡大学の職員”として対応し、様々な経験ができるのもこの仕事の魅力。専任職員のフォローもありますが、担当の業務を責任持って遂行していただきます。これまでの経験を活かし、業務に関する改善などもぜひ気軽に提案してください。

 

 毎日の小さな楽しみはランチ。安くてボリューム満点のメニューが自慢の学食やカフェテリア、あとモスバーガーもあります。300〜500円でお腹いっぱいになれる学食は、一人暮らしの学生さんのために副菜も充実していて、栄養バランスがしっかり考えられています。おすすめは、七隈線の駅近くにある文系センター棟16階のスカイラウンジ。眺めもよくて、晴れているとドームや海まで見えて本当にリラックスできる場所です。

最後に、今回は嘱託職員としての採用ですが、条件を満たすと専任職員登用試験に挑戦できる制度もあります。ぜひ、キャリアアップを目指す意欲的な方のご応募をお待ちしております。

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