お客さまの人生の大切な瞬間に関わる不動産営業のやりがいとは。他業種からファミリーに転職した藤本さんに聞く

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written by ダシマス編集部

福岡を中心に新築分譲マンションを展開する株式会社ファミリー(以下:ファミリー)。「Family(家族)に」「Nest(心地良い場所)を」という願いを込めたオリジナルマンションブランド『Farnest(ファーネスト)』は100棟以上の実績を誇り、福岡のみならず長崎など他県への拡大も続け、昨年2022年9月1日に創立30周年を迎えました。

ファミリーに2022年4月に入社した藤本賢一(ふじもと けんいち)さんは、不動産業界も営業職も、どちらも未経験という状態から転職された方です。お客さまの人生の大切な瞬間に携わり、人の役に立ちたいという理由で不動産会社の営業になることを決めました。

今回はそんな藤本さんにインタビューをさせていただき、ファミリーで実際に働き始めて感じたことや、この仕事のやりがいや目標などを伺いました。

福岡ブロック  藤本 賢一(ふじもと けんいち)さん

福岡ブロック 藤本 賢一(ふじもと けんいち)さん

大学卒業後、農業機械の販売会社へ新卒入社。営業未経験でありながらも憧れであった営業職への転職を決意し、総合不動産業ファミリーの営業職へと転職。「日々成長、日々勉強」をモットーに入社半年で初契約。入社一年目にして宅地建物取引士(国家資格)を取得。そんな努力が社員からも認められ、社内投票制度では営業部門優秀社員表彰MVPとして評価された期待の社員。

取材・執筆:大久保 崇

取材・執筆:大久保 崇

『ダシマス』ディレクター。2020年10月フリーランスのライターとして独立。2023年1月に法人化し合同会社たかしおを設立。“社会を変えうる事業を加速させ、世の中に貢献する”をミッションとし、採用広報やサービス導入事例など、企業の記事コンテンツの制作を支援する。猫ファーストな人生。歩くこと、食べることが好き。

人生のビックイベントに関わる仕事に憧れて不動産業界へ転職

 

――藤本さんは転職をされてファミリーに入社されたとのことですが、ファミリーに入社する前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか。

大学を卒業後、農業機械の販売会社に就職しました。希望は営業だったのですが任されたのは総務でした。農業関係の仕事に就こうと考えたのは、母方の祖父が農家で小さい頃から農業が身近にあったからだと思います。

 

――それからなぜ転職を考えられたのでしょうか。

理由は2つあって、1つは子どもが生まれたことです。家族が増えるので、もっと収入を増やせる仕事がないかを考えました。もう1つは営業の仕事がしたいという気持ちがあったからです。

当時から営業という仕事は、直接お客さまと関わり、そして関わったお客さまの人生を豊かにできるからこそ魅力的だと考えていました。前職で務めていた総務ではバックオフィス関連の業務が多く、直接お客さまと関わる機会がほとんどありません。そのような環境だったこともあって、一段と営業へのあこがれが強まっていました。

家庭生活をより充実させ、自分のやりたいことにもチャレンジする。それが転職した理由ですね。

 

――直接お客さまと関われる営業の仕事がしたかったのですね。

はい。私は決して話し上手ではないのですが人が好きなんです。相手を知ったり自分のことを知ってもらえたり。そんな風にお互いのことを知っていくコミュニケーションの過程が、面白くて好きです。

 

――なぜ不動産業界だったのか、なぜファミリーを選らんだのか、その理由もお聞かせください。

衣食住に関わる仕事がしたいという気持ちがあり、そのなかでも人の住まいに関わる仕事を選びました。

住宅の購入は人生で一番高い買い物でありビックイベントです。そのようなお客さまの一生に一度ともいえるタイミング、人生の深いところに関われる仕事は不動産業界ならではだと思いました。

さまざまな不動産会社があるなか、ファミリーを選んだのは「お客様が喜び感動いただける、商品とサービスを提供することで、豊かな社会づくりに貢献することを目指します」という企業理念に共感できたからです。自分が求めている会社像に一番近かったので、ここで働きたいと思いました。

 

――ファミリーに入社してみて、最初に抱いた印象はどのようなものでしたか。

良い意味でギャップがあったというか安心しました。

ファミリーの理念には共感して良い印象は持っていたものの、それでも実際に入社するまでは不動産業界はとても大変で厳しい業界だというイメージを持っていたからです。

ですが実際は上司も温かい人柄の人が多く、仕事も丁寧に教えてくださるし仕事上の悩みも相談しやすい。そんな職場の雰囲気は、私が入社前に抱いていた不動産業界のイメージとは全く違っていました。

 

――他の方にインタビューさせていただいたときも、社内のコミュニケーションが非常に活発だと聞きました。

本当にその通りだと思います。誰とでも話しやすく、働きやすい環境が弊社にはあります。

 

日々成長、日々勉強。尊敬できる上司から学び会社に貢献したい

 

――藤本さんの一日の仕事の流れを教えてください。

日によってさまざまですが、朝は9時半に出勤してまずは社内の連絡を確認し、お客さまからの問い合わせに対応。あとはご来店やお問い合わせがあれば都度対応しながら、仕事の合間で営業のロールプレイングなどを行っています。

【ファミリー入社1年目の基本的な一日の流れ】
9:30  出社・MR清掃・オープン準備
10:00~ 社内メッセージやメールチェック
10:00~ 資料請求の対応/物件パンフレット一式を郵送準備
11:30~ お昼休憩
12:30~ 上席同行/販売物件現地確認
16:00~ 現地確認内容まとめ
16:30~ ロールプレイング/場所説明・物件説明・モデルルーム案内・支払い提案
18:00~ ロールプレイング内容フィードバック・お客様への提案資料作成
19:00~ 退社
https://hr-hacker.com/farnest/job-offers/show/6874504

あと、私と同じ福岡ブロックに所属し物件リーダーを担っている平田課長や上席の方々に同行をして、物件の現地周辺の視察に行くこともあります。お客さまの視点で物件の魅力やアピールポイントなどを見て、注目すべき点や周辺環境の観察の仕方を学んでいます。

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30代でファミリーに転職。未経験の業界に中途入社し、キャリアアップを果たした平田さんの頭の中を可視化

 

――先日、平田さんにインタビューさせていただきましたが、本当にお客さま視点は徹底されているところだと感じました。

そうですね。時間帯を変えて現場に足を運んだり、朝昼夜と変わる周囲の環境を把握したりと徹底されています。住所や敷地面積など表面上の情報で物件を見るのではなく、実際にそこに住んだらどう感じるのかを本当に大事にされていて、そんな考え方を持つ平田課長を大変尊敬しています。

お客さまはモデルルームの見学ですべてを確認できるわけではありません。実際にその物件に住み始めたら、朝の通勤時間帯や、夕方の下校時間、休日の昼間などさまざまな時間帯をそこで過ごすことになります。営業はそこまで考えた上で、いろんな視点を持って物件情報を頭に入れることが大事だということを学びました。

 

――あこがれだった営業という仕事を実際にしてみた感想を聞かせてください。

お客さまと接している時間そのものが本当に楽しいですね。住宅について真剣に考えているお客さまに寄り添いながら話を聞く。まだまだ未熟ですが、お客さまのために何ができるかを常に考えるのでやりがいも感じています。

とはいえ、営業の難しさもヒシヒシと感じています。どのような提案をすれば弊社の商品の良さや魅力が伝わるのか、試行錯誤する日々です。

お客さまに話すことを声に出してシミュレーションしてみたり、上席の方々にアドバイスいただいたりしながら、少しでも早く成長できるように取り組んでいます。

 

――仕事のなかで特に一番嬉しかったことや印象に残っていることは何でしょうか。

初めてお客さまからマンションのお申し込みをいただいたときは本当に嬉しかったですね。

そのお客さまのことは来場してくださった場面から最後まで、全て細かく覚えているくらい目に焼き付いています。お客さまの人生の大切な瞬間に関われたことを実感した瞬間でした。

 

――難しさを感じつつもやりがいもあると。そんな営業の仕事をする上で大事にしていることは何でしょうか。

日々成長、日々勉強。これに尽きます。

専門的かつ覚えなくてはいけないことも多い業界です。まだまだわからないことだらけですが、頼れる上司や先輩がサポートしてくださっています。こうして成長できる環境にいられることは本当にありがたく思っています。

 

――今後の目標などがあればお聞かせください。

一日でも早く一人前になって会社に貢献することです。知識も営業力も半人前なので、もっともっとスキルを磨いて戦力になりたいと思っています。

 

転職は一人で考えず、家族や頼れる人に相談して決めることが大事

 

――この記事をご覧になる方には藤本さんと同じく転職を考えている方もいらっしゃるかと思います。ご自身の経験から、良い転職をするためのヒントや何かアドバイスなどあればメッセージをいただけないでしょうか。

難しいですね……(笑)。アドバイスになるのかわかりませんが、いろんな人に相談して話を聞いてもらうことが大事だと思います。自分一人で考えると視野が狭まってしまったり、どのように転職活動を進めたらいいのかわからなかったりします。

例えばそれは、転職エージェントでもいいし家族でもいい。いろんな人に話をして考えを整理し、意見をもらいながら転職先を探すのがいいのではないでしょうか。

 

――藤本さんが転職する際、ご家族はどのような反応だったのでしょうか。

転職に対しては少し不安な気持ちがあったと思います。ですが収入を増やすことや、私の営業をやりたいという気持ちを応援してくれて、「挑戦するのもいいと思う」と背中を押してくれました。

 

――家族がいる場合は転職する際にしっかり話し合うことは大切ですね。

そうですね。応援してくれる家族のためにも、仕事を頑張って、一緒に国内外の旅行にたくさん行きたいと思っています。

仕事してお金を稼がないと家族との日々は守れませんし、家族との時間をつくりたいからこそ仕事へのモチベーションも高まります。仕事とプライベートは切っても切れない関係ですので、どちらも大切にしながらこれからも頑張っていきます。

 

株式会社ファミリーについて

・ホームページ:https://www.farnest.co.jp/

・採用情報:https://hr-hacker.com/farnest

 

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